スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

軍艦アパート ? 偉大なる既存不適格物件!?

一昨年あたりでしたか、大阪日本橋の昭和の初めに建てられた市営住宅が取り壊されることが話題になっていましたが、建築当時は、東京の同潤会アパートと同じように、モダンな鉄筋の団地だったようですが、その後の利用状況は大きく異なり、こちらは、公営住宅であるにもかかわらず、香港の九龍城ばりに、住民によって、増築・改築が繰り返され、建築当時とは似て非なる建物になったようです。



  画像は、flickrより転載しました。 (魚拓)  (魚拓

この軍艦アパートは、住民による勝手な増改築を経て、写真にあるような姿になったようですが、この増改築は、市当局からも、劣悪な住環境の改善として黙認されてきたようです。長年、建築・不動産業界は、コンプライアンス意識が希薄な傾向がありましたが、まさに、偉大なる既存不適格物件というのでしょうか。。。

実際問題、増改築によって、どれくらい建蔽率や容積率が違法な状態になっているかどうかはともかく、一般に居住者が勝手に公営住宅に増改築を行うことは認められず、地震や火災などの災害が起これば、こういった増改築が仇になることが多いですが、したたかな庶民の悪知恵、バイタリティーとして容認されてきたことは、おおらかなよき時代だったということでしょうか。。。最近の過度な安全志向やコンプライアンス志向の風潮を見ると、この軍艦アパートの「おおらかさ」を思い出さずにはいられない感じでいます。

【参考リンク】 1 2 3 4 5
関連記事

テーマ : 住まい - ジャンル : ライフ

Comment

違反建築が許された時代

こんな事を言ってはいけないのですが、なんか味がありますね。
経済成長期に、建ぺい率や容積率など守っていては、到底、部屋数が足りなかったんですよね。都内だって、違反建築は当たり前でした。少し経済的に余裕が出て来て、建築基準法が守られる様になって来たのは、ごく最近の事です。
今まで守られなかった物が「突然」守られる様になるという事は、「突然」罰則が厳しくなったという事でもあります。流れを見誤った人間は大変な目にあう時代です。
江戸川区では10年位前に河川敷に建てられた木造4階建建売物件(3~4連棟)が有名です。

No title

mukaicomさん、コメントありがとうございました。

東京でも、かつては違反建築が、当たり前のように多かったとのこと、おおらかだったのは、関西だけではなかったのですね~。

関西でも、突然、今までは黙認されてきた容積率違反の木3建売物件などへも指導が入るようになって、適当にあしらって、やり過ごすことは、だんだん出来なくなってきたようです。。。指導に従わない軽微でない違反の常習業者の物件へは、行政代執行まであったとか。。。一罰百戒?

河川敷に建てられたという木造4階連棟建建売物件、なんか、すごい物件のようですね~。戦後の混乱期なら河川敷もありかとは思いますが。。。10年くらい前までは、それでも、やっぱり、黙認だったんでしょうか。。。さすがに、ここまで行くと。。。

河川敷の前、です、すみません

書き方が間違っていました。
河川敷の際に木造4階建が3~4棟、建っています。民間の敷地内です。
うちの事務所も土手沿いなんですが、つい「河川敷の所に」と書いてしまうのが癖になってます。
木造3階建て+ロフト(天井高1.4m)で申請して、ロフトの天井高を1mくらい上げた違反だと思います。普通?の違反は勾配天井で低い所は1.4m以下なのですが、この連棟はそういうレベルを超えているので、建築関係者は、驚いています。
この4階建ての目の前の河川敷では毎年、防災の日か何かに消防署が来るらしいのですが、消防署長が和やかにスピーチしている最中、振り返った所に「木造4階建てがずらっと並んでいる」のが目に入り、絶句した、という事もあったそうです。

No title

木4が、建築法規なのか、消防法規なのか、どっちの違反か知らないのですが、アンチ・コンプライアンスな人からすれば、なかなか壮観なのかもしれませんね~。

今から、あえて、違反建築物を建てようとするのも考え物だとは思うのですが、例えば、京都の「南座」など昭和の初めに建てられた木造の建物の改築では、既存不適格として、随分と議論になったようで、安全第一の消防の言い分も分かるものの、あまりもガチガチの考え方だと、今でも思えてならない感じでいます。。。

Comment Form

管理者にだけ表示を許可する

Trackback


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

最近の記事
QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。