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尖閣ビデオ、流出したことよりも、公開しなかったことの方が問題!

尖閣諸島の中国による侵犯問題について、妥協できることは妥協して、なるべく事が大きくならない方が良いのではないかと思ってきたのですが、公開されたビデオを見ると、それが間違っていたことが思い知らされた感じです。

尖閣問題は中国の姿勢が問題であるというよりも、そもそも外交問題において、「人間相互の関係を支配する崇高な理想」とか「平和を愛する諸国民の公正と信義」とか、そんなことを期待することはあまりにもお目出度いことであり、南の僻地の島のことはある程度譲歩するかわりに資源や貿易、観光では・・・と常に利害を根底において行動すべきものなのだと思われます。

いずれの国家においても、領土問題は愛国心を刺激するもので、妥協は許されないとする世論が優勢ですが、自由な貿易などは、領土問題以上の利害であり、領土問題についてはある程度は妥協しても仕方がないと思うのですが、なんでもかんでも譲歩していては話しにならない感じでもあり、引くべきタイミングが早すぎて、相手に付け込まれてしまったと言わざるをえないのかも知れません。

それにしても、なんで、あの程度のビデオが公開されなかったのか、非常に問題だと思われます。攻めてくる相手を刺激しないためというなら、それは大きな間違いであったように思われます。最終的に、領土問題は、灰色の決着となったとしても、初めから白旗を揚げていると、相手は幾らでも攻めてくるという最悪の結果になってしまった感じです。

ビデオを公開させた海上保安庁の職員の勇気ある行為に感謝したいと思うと同時に、ビデオを公開しなかった政府の対応には非常に疑問を感じます。

ビデオを公開させた職員の責任は、その目的と結果に免じて問われるべきではないと思うのですが、情報管理の甘さについては何らかの対策が必要であると思われる感じです。その一方で、政治責任というのなら、ビデオ流出を許してしまった管理責任は問うべきではなく、ビデオを公開しなかったことについての責任の方が思いように思われます。

自民党時代においても、政治が責任をとるべき問題と責任をとらなくても良い問題が曖昧になっていましたが、ビデオ流出の責任は政治責任ではなく、現場の担当者・責任者の管理責任であり、そういった政治家がトップになる以前から慣例的に行われていたシステム上の問題にまで、いちいち政治家の責任が問われていると、ますます政治の力が弱くなり、官僚主導が強まってしまうと言わざるをえません。

政治家が責任をとるべきなのは、どうして一職員が政府が公開しないと決めたビデオを勝手に公開できるシステムであったのかという末端の事務的な不祥事ではなく、ビデオを公開すべきか、公開すべきでないのかとか、拿捕した船員を釈放すべきか釈放すべきではないのかというような根本的なストラテジーの問題であるとつくづく思われます。こういったことが、自民党政権、民主党政権を問わず、曖昧になってきて、政治の力が弱まってきたのだと思われる感じです。
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TAG : 尖閣問題 民主党 政治責任

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海上保安官メモ全文起こしが提示するもの―私たちは、情報閉鎖のバーチャル・ワールドに住んでいるのか?(メモの全文掲載してあります)

ブログ名:「Funny Restaurant 犬とレストランとイタリア料理」

こんにちは。本日、海上保安官メモの全内容を見ることができました。その内容から、この方が、道義心からビデオを流出させたことがはっきりと読み取れます。私は、本来、今回のビデオの流出はマスコミが実施すべきだったと思います。やれば、できたと思います。それから、この件に関する他のブログの記事など見ていたら、明らかにマスコミに問題ありということが、散見されました。このビデオは編集されたもので、本当は2時間もあり、その中には、海に落ちた保安庁の職員が、中国船の船員でモリで突付かれそうになっている場面もあるそうです。私は、これこそ、マスコミが報道すべき国民の知る権利の一つであると考えます。詳細は是非私のブログをご覧になってください。

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